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【クボタ SR-M23】スカイロード コンバインの馬力・条数と買取相場

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【クボタ SR-M23】スカイロード コンバインの馬力・条数と買取相場

クボタSR23

納屋の奥で、シートを被ったまま眠っている「クボタ SR-M23」。
「古い機械だし、もう動かないかもしれない」「処分するにもお金がかかるのでは」と、途方に暮れてはいませんか?

実はその機械、日本国内では「型落ち」でも、海を越えた海外では「神機」と呼ばれ、現役で奪い合いになるほどの需要があります。
最新のコンピューター制御された機械とは違い、このSR-M23は「頑丈」「誰でも直せる」ため、ベトナムやカンボジアの農村地帯では宝物のように扱われているのです。

この記事では、SR-M23のカタログスペックから、整備士しか知らないオイル規定量などのメンテ情報、そして「鉄くず」として捨てずに現金化するための最新の買取相場までを全て公開します。
知らずに処分して損をしてしまう前に、この機械の本当の価値をご確認ください。

クボタ SR-M23 のスペック・製造年・特徴

クボタの「スカイロード(Skyroad)」シリーズは、日本の農業機械史において、作業の「高能率化」と「誰でも乗れる操作性」を両立させた記念碑的なモデルです。中でも「SR-M23」は、日本の平均的な田んぼのサイズに特化した、非常にバランスの良い名機として知られています。

主要諸元表

まずは、メンテナンスや輸送の手配に不可欠な数値データを整理します。特にオイル量やバッテリー型番は、維持管理において参照する機会が多いため、正確な値を把握しておく必要があります。

項目 スペック詳細 備考・整備メモ
通称名 スカイロードモンロー SR-M23 末尾にS/G等がつく派生モデルあり
販売年代 1990年代前半~中期 電子制御以前の機械式構造
エンジン型式 水冷4サイクル3気筒ディーゼル (Dシリーズ) D1105 / D1305 / D1403 等
最大出力 23馬力 (16.9 kW) 3条刈りには必要十分なパワー
刈取条数 3条刈り 小~中規模圃場向け
全長 約 3,300 mm カッター・突起部含む概算
全幅 約 1,650 mm
全高 約 1,950 mm
機体重量 約 1,200 ~ 1,400 kg 仕様により変動
変速方式 HST (静油圧式無段変速) クラッチ操作不要
バッテリー 75D23L / 85D23L / 90D23L L端子を使用

■ 油脂類・メンテナンスデータ

箇所 規定量(目安) 推奨グレード・粘度
エンジンオイル 3.2 L (フィルター交換時 +0.3L) 10W-30 (CD/CF級以上)
ミッション/HSTオイル 12 ~ 15 L クボタ スーパーUDT-2 (純正推奨)
冷却水 (LLC) 約 6.0 ~ 6.4 L ロングライフクーラント (緑/赤)
刈取部ギヤオイル 0.2 ~ 0.5 L (各所) ギヤオイル #90

実用性と特徴

SR-M23が発売された当時、農業現場では「兼業農家」が増加し、限られた週末の時間で一気に刈り取りを終わらせるニーズが高まっていました。

3条刈り・23馬力の「黄金比」
2条刈りでは遅すぎるが、4条刈りでは大きすぎて狭い農道に入れない。そんな日本の圃場事情に完全にフィットしたのがこのサイズです。23馬力のディーゼルエンジンは、負荷変動の激しい湿田での刈り取りでも粘り強いトルクを発揮します。

操作革命「HST(無段変速)」
レバー1本で前進・後進・停止・増速・減速を自在に行えるHSTの搭載により、熟練者でなくてもスムーズな操作が可能になりました。特に四隅の旋回や、トラックへの積み込み時にその恩恵を感じることができます。

「モンロー」による水平制御
型番の「M」はモンロー(Monro)を意味します。これは機体の傾きをセンサーが感知し、左右の油圧シリンダーを自動制御して、常に座席と脱穀部を水平に保つシステムです。これにより、傾斜地やぬかるんだ田んぼでも転倒のリスクを減らし、かつ選別精度(米のきれいさ)を落とさずに作業が可能となりました。

★ SR-M23 の市場価値と需要の理由(パターンA:輸出需要)

発売から30年近くが経過した機械が、なぜ今でも値段がつくのでしょうか。その答えは、日本国内ではなく「海外」にあります。

なぜ30年前の機械が人気?海外(ベトナム等)での需要

最新のコンバインは、排ガス規制に対応したコモンレールエンジンや、GPS連動の自動操舵など、高度な電子制御の塊です。これらは高性能ですが、ひとたび故障すると専用の診断機(パソコン)がなければ原因すら分からず、修理には高額な電子基板の交換が必要になります。

一方で、SR-M23のような1990年代の機種は「構造がシンプル」です。

修理のしやすさが「神」
SR-M23は、機械的なリンク機構や油圧、そして電気を使わないディーゼルエンジンで構成されています。ベトナム、カンボジア、ミャンマーなどの国々では、現地の修理工がハンマーとレンチ、そして溶接機を駆使して何度でも修理して使い続けます。「直せる機械」こそが、インフラの整っていない地域では最も信頼されるのです。

二期作・三期作を支える耐久性
東南アジアの稲作地帯では、年に2回も3回も収穫を行います。日本の数倍の酷使に耐えうるのは、設計に余裕を持たせた時代の「Made in Japan」のクボタ製コンバインだけです。

エンジンと足回り(クローラ)の価値

たとえ脱穀部が錆び付いて動かなくても、SR-M23には価値が残ります。

Dシリーズエンジンの汎用性
搭載されている水冷3気筒ディーゼルエンジン(D1105/D1305等)は、コンバインだけでなく、発電機、ポンプ、小型建機など世界中の様々な機械に転用可能です。エンジン単体でも取引されるほど、クボタのディーゼルはブランド化しています。

共食い整備(部品取り)の需要
メーカーからの部品供給が終了している現在、海外では「2台の壊れたSR-M23から、使える部品を寄せ集めて1台の完動品を作る(ニコイチ整備)」が当たり前に行われています。そのため、不動車であっても「部品の塊」としての需要が尽きることはありません。

【所有者必見】型番プレート・アワメーターの確認

査定を依頼する際、正確な情報を伝えることで、業者側もリスクを見込んだ安値を提示する必要がなくなり、結果として買取額がアップします。

刻印・プレートの位置

「SR-M23」というステッカーがボディに貼ってあっても、正式な型式や製造番号は金属製のプレートに刻印されています。

確認場所
一般的に、運転席の足元付近、または機体側面のフレーム(クローラの上あたり)に銘板があります。ここに刻まれた製造番号(シリアルナンバー)は、その機体が何年に作られたかを特定するIDとなります。

稼働時間(アワー)と寿命の目安

運転席のメーターパネルにある「アワメーター(Hour Meter)」は、エンジンの総稼働時間を示しています。

国内の寿命目安:約1,000時間
一般的にコンバインは、1,000時間を超えるとベルト、プーリー、ベアリング、クローラなどの消耗部品が一斉に交換時期を迎え、維持費が跳ね上がると言われています。国内再販市場では、これが一つのボーダーラインです。

輸出市場の現実:動けばOK
しかし、輸出前提の査定では、アワメーターの数字はそれほど重要視されません。「エンジンが一発でかかるか」「油圧が正常に動くか」が最優先されます。1,500時間や2,000回っていても、メンテナンスが行き届いていれば高値がつくケースは多々あります。

よくあるトラブルと「修理 vs 売却」の判断

長く放置されたSR-M23には、特有のトラブルが発生します。ここで重要なのは「直してから売る」のではなく「そのまま売る」という判断です。

コンバインによくある不具合(クローラ割れ・電装系)

ゴムクローラのヒビ割れ・切断
ゴム製品は紫外線や経年劣化で硬化し、ヒビが入ります。特に芯金(中の鉄)が見えている状態や、完全に切れてしまっている場合は重症です。

エンジンの始動不良(ソレノイド固着)
バッテリーを変えてもエンジンがかからない場合、燃料カットソレノイドの固着が疑われます。古い燃料がキャラメル状に固まり、弁を動かなくしてしまう現象です。

刈取部・搬送部の固着
雨ざらしで保管されていた場合、チェーンや刈刃が錆びついて一体化し、動かそうとするとベルトが焼ける、あるいはチェーンが切れるといったトラブルが起きます。

高額修理になる前に手放すべき理由

もし、あなたのSR-M23のクローラに深いヒビが入っていたら、絶対に修理してはいけません。

修理費の現実
SR-M23に適合するクローラ(サイズ:400×79×45等)は、社外品の安いものでも1本あたり10万円近くします。左右交換すれば20万円、工賃を含めればさらに高額になります。

売却価格とのバランス
修理に20万円かけても、買取価格が20万円上がるわけではありません。買取価格は「市場相場」で決まるため、修理費の分だけ確実に赤字になります。

結論
不具合がある場合は、正直に申告した上で「現状渡し」で買い取ってくれる業者に依頼するのが鉄則です。輸出業者は自社工場や現地で安価に修理するノウハウを持っているため、壊れていても値段をつけてくれます。

部品供給の終了と修理のリスク

30年前の機種であるため、メーカーからの純正部品供給は多くのパーツで終了(欠品)しています。農機具屋に修理を頼んでも「部品がないから直せない」と断られるか、特注対応で高額請求になる可能性があります。
ここで無理に修理をしようとせず、早めに見切りをつけることが、結果として手元に残る現金を最大化します。

SR-M23 の買取相場と高く売るための出口戦略

では、実際にSR-M23はいくらで売れるのでしょうか。処分方法を間違えると、数十万円の損をするだけでなく、逆に処分料を請求されることすらあります。

やってはいけない「処分方法」

注意

近所の鉄くず屋(スクラップ場)へ持ち込む
これは「最終手段」です。スクラップ屋は「鉄の重さ」でしか価値を判断しません。ゴムクローラやプラスチック部分は「ゴミ(不純物)」とみなされ、その処理費用(ダスト引き)を差し引かれるため、手元には数千円〜数万円程度しか残りません。エンジンの価値も無視されます。

購入した農機具店への処分依頼
新しい機械を買うなら下取りも期待できますが、単なる処分の場合は「引取料」「処分料」を請求されるケースが大半です。国内再販が難しい古い機械は、彼らにとって在庫リスクでしかないからです。

正解は「海外販路を持つ専門買取店」

SR-M23の価値を正しく評価できるのは、東南アジアなどへの輸出ルートを持っている買取業者だけです。

【SR-M23の買取相場(目安)】

状態ランク 買取相場 詳細・備考
実働・整備済み(極上) 25万円 〜 45万円 国内の小規模農家向けに再販できるレベルの状態。
実働・現状(通常) 10万円 〜 25万円 アワメーターが回っているが、エンジン・動作に問題がない状態。京都府などでの買取実績(約12万円)もこのゾーンに含まれます。
不動・要修理 5万円 〜 15万円 エンジンはかかるがクローラが悪い、あるいはバッテリー上がりなどの軽微な故障。
完全不動・部品取り 数万円 〜 エンジンさえ生きていれば、鉄くず以上の価格がつきます。

相場に幅があるのは、「保管状態(サビの程度)」と「クローラの残り寿命」が大きく影響するためです。しかし、国内下取りで「0円」と言われた機械に、10万円以上の値がつく可能性は十分にあります。

おすすめの買取査定サービス

SR-M23のような「古くても海外需要がある機械」を高く売るには、輸出に強い業者を選ぶことが必須です。以下のサービスは、古いクボタ製コンバインの扱いを得意としており、無料出張査定に対応しています。
まずは、自分の機械がいくらになるのか、概算を聞いてみることから始めましょう。

1. ヒカカク!

公式サイトで査定を依頼する

「とりあえず相場を知りたい」「1社ずつ電話するのは面倒」という方に。最大20社から一括で見積もりを取れるため、一番高い業者が一発で分かります。

2. 農機具買取査定君

公式サイトで査定を依頼する

農機具専門のプロが査定します。古いクボタコンバインの価値を熟知しているため、他店で断られた機械でも相談する価値があります。スピード対応を重視する方へ。

3. トラックファイブ

公式サイトで査定を依頼する

「動かない」「クローラが切れている」といったボロボロの状態でもOK。重機やトラックの買取に強く、大型ユニック車での引取体制が整っているため、倉庫の奥からの搬出も任せられます。

まとめ:SR-M23は「鉄くず」ではない

クボタ SR-M23は、日本の農業を支え、そして今もなお世界のどこかで食料生産を支え続けている名機です。

ポイント

  • スペック: 23馬力・3条刈り・モンロー搭載の扱いやすいサイズ。
  • メンテナンス: エンジンオイル3.2L、純正HSTオイルの使用が長寿命の秘訣。
  • 市場価値: 国内での再販は厳しくても、海外では「直しやすい神機」として高値で取引されている。

納屋で眠らせておくと、湿気で機械はどんどん劣化し、価値は下がっていきます。また、ゴムクローラや燃料パイプの劣化が進むと、いざ動かそうとした時にトラブルになります。

「いつか使うかも」ではなく、「価値があるうちに次の活躍の場へ送り出す」。
それが、オーナーにとっても、機械にとっても一番の幸せな選択です。まずは無料査定で、その隠れた資産価値を確かめてみてください。

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